日曜の朝は、
いつも、「所ジョージの目が点」を見ている。
メールの処理をしながらの話なので
聞き流しが多いが
けっこう役に立つ。
雑学の好きな人には格好の番組と思う。
今日は、「水中昆虫」のお話。
いわゆる「ゲンゴロウ」である。
懐かしい響きに、メール作業の手が止まった。
「アメンボウ」「タガメ」…
おお・・・
出てくる出てくる。
子供のときは、昆虫図鑑と自動車図鑑を手放したことがなかったほど、昆虫を追いかけていた。
昆虫でなければ、
車の排気ガスを
「あ~いいにおい」ってな具合で、これまた追いかけていた。
まだ、トンボを追いかけることのできる原っぱも、
底なし沼も、首都圏とは思えぬほど残っていたころだから
それは、子供の目には、宝物のちりばめられた空間であったことは、紛れもない事実であった。
ゲンゴロウは、なかなか捕まえられなかったけれど
毎日のように、何かしら捕まえてきていた。
つかまえると、図鑑とにらめっこ。
というのが、楽しみだった。
40年近く遠ざかっていた昆虫の名前に、
テレビではあったけれど、久々に出くわし
旧知の友と再会するような心持だった。
画面を通して感動的な登場だった。
「ゴキブリ…!?」
おいおい。
こんなの平気で捕まえてきたっけ。
水にもぐるゴキブリ…
そういえば、
夕べやっつけた、ゴキブリがダブって見えた。