久しぶりに懐かしい方が来訪してくださった。
千葉のOさんは
百体仏を彫る願をかけていらっしゃる。
同じ自転車の趣味もあってか、
一回り以上も歳の違いもなんのその
何故かいつも意気投合してしまう。
始めは、彫刻刀の購入時からのおつきあいだから
仏師入門の入り口からのおつきあいと言うことになる。
曹洞宗の彼は、星月菩提樹の念珠を購入していただいている。
普通の研磨で製作したものを
さらに入念に自分で磨いた。
Oさんの手にかかると
普通の念珠もこうなるよ。
玉の穴繰りの面取りが尋常でない。
おまけに、玉の1玉1玉をくるみの油で磨いたとか。
トラメ石まで磨いたの?
いやはや、とてもじゃないけど、かなわないや(^^;
庭師の職人さんが捨ててしまう木片も
Oさんいただいてくるのだそうな
何にするの?
と
おもむろに
「はい」
っとプレゼントしてくださった。
欲しそうな顔をしていたかいな。
痛!
いててて…
桜の端材もこうなるのか。
木はいいねえ。