ウォーターフロント浅草

連休もあと二日。

どこにでかけてもヒトヒト人だから
じっとしているのが最良の方法だろう。

観光地のど真ん中だから、ここにいるとある種のバロメーターになる。
とにかく人は多い。

四半世紀前、店を始めた頃とは比較にならないほど
人並みが押しよせる。
斜陽の浅草なんていつの話し?なんて時代になった。

三社も間近という空気がなおのことひきつけるのかもしれない。
担ぎ手がいない・・・なんて時代があったなんて今は考えられないほど祭りにも人が溢れる。

かわいそうに、疲れた子供たちが大道に遠慮なくしゃがりこんでいる。
お年よりも人並みにもまれて、、、これはつかれるだろう。

そんなときは、川っぷちに出てみてはどうだろう。
ちょっともう少しだけ足を伸ばせば墨田区側の墨田公園もあるし
アサヒビール本社内のカフェもある。
漢音様を見下ろすのもおつなものだ。

浅草の人間がこんなこと言っていいのだろうか・・・とも思うが
まあ、ここは墨田川プロムナードなのだ。
川をはさむけれど、全体が公園なのだ。

観音様だけが目玉でもない。
花やしきだけが遊び場ではない。

川風に吹かれて、浜成兄弟が大川(隅田川)から観音像を拾い上げた
1400年前の古の時代を想像しながら散策するのもおもしろいのではないだろうか。

さあ明日は晴れると言う予報が出ているし
また輪をかけて忙しくなりそうだ・・・