続けて良く掘れてます

蓮彫の精密彫です。

通常は色をこの上にのせてしまうので、
落ち着いた玉色になってしまいます。

素地の状態ではどうなっているかの見本にと思い
見本入荷しました。
素挽(すびき)の玉は、汚れやすい欠点が逆に好きな人には堪らない調書になります。

なぜなら、変化するからです。
自分と一緒に年輪を増していく。
森羅万象変化しないものなんてひとつもありません。
だからいい。

よくよく見ると、花弁一枚一枚に
切羽の痕もリアルに出ていて、手彫りの雰囲気が良く伝わります。


ね。おもしろいでしょ。

柘(つげ)材を20玉使用。
主玉:15×21mmのみかん玉。
親玉:19.4×23.4mm
天玉: 9.9×13.3mm

正絹紐を通して、片手念珠に仕立てます。

色が白いので、強い色で仕上げようかな。

良く彫れてます

獅子です。
裏表に2頭並んでいます。
材料はモモですね。

少し前の玉のようですが、
良く彫れています。

片手用だから玉は18mmと大きい。

腕輪にしても面白いだろうけれど

正絹紐を通して、片手念珠にしようと思う。

ことば

ブタも褒めれば木に昇る

「褒めて育てる」

言葉とは、つくづく生かすも殺すも使い方次第だと思う。

千言万語の中から相手の精神状態、生活状況、立場を読み取り、
会いある言葉。
繰り出す言葉が生きる言葉であると思う。

言葉にはいいかげん辟易した、無力だと思った時期があった。
けれど、「一言」「ほんの一行」で・・・
本当に一言で人生を180度変えることもある。
だから言葉は重要なのだ。
あるときから
生きた言葉と死んだ言葉があるということに気付いた。

いいかげんなものよのう・・・
となるか否かは、話し手の意識次第なんだなあとつくづく思う。

とは思うものの、もう大人だからね。よい(都合のよいともいう)解釈のほうをのみ受け入れることに今はしている。

「ブログ見てますよ」
「がんばってくださいね」
訪ねてくださったお客様に一声かけられた。

ありがたいお言葉だ。

また、はりきっちゃおう。