こうなりました

もとは、108玉本連の水晶念珠。

親玉と二天を当方で追加して片手二本に分割しました。

紅水晶仕立てと紫水晶二天になりました。

これならば、子供に持たせられますね。

てこずっています

人絹の糸なんて、まず使わないから、
普段使わない素材のものは同じ糸でも
糸のさばきが難しい。

ちょっとしか使わないのにもったいないなあ・・・ブツブツ・・・
なんて思いながらほぐしていたら、

糸に足元をすくわれてしまった。

こんなはずじゃなかったのにと思いながら
二倍も三倍も時間がかかってしまった。

最後には半分でチョッキン。


時間かけていられないの。

巡礼準備

夕方、久しぶりにTさんから電話をもらった。

「店長~お」
いつもの声だ。

「あ!お久しぶりですね」

「行ってきましたよぉ」

「行って来たんですねぇ」

そう・・・昨日、こどもの日にメールをいただいていたのだ。
「・・・・おみやげ楽しみにネ」

メール文のその部分だけ読んでいて、肝心の「秩父に行ってきました」が
記憶からすっぽり抜けていた。

(なにくれんのかなあ??)

だけが頭に残っているのだから、
人間とは・・・いやこの場合、
TONは、と言ったほうがよいのかもしれないが、
とにかく頂戴することだけは、記憶にしっかり残っていたのだ。

「いつ行くんですか」とTさん。

あ!すっかり自分が、自転車で秩父を廻ることを忘れていた。

まあそれくらい忙しかったのだ。
観音様お許しあれ。

「ロードレーサーも2人見ましたよぉ」

「写真見てくれましたか」
ご家族の写真を添付してくれていたのだ。

お開帳に合わせて家族を連れて回ってきたと言うことで

ご機嫌のTさん。言葉が走ります。
ちょっと僕はたじたじ。

法螺貝を持って登ったらしいが、たいへんだったみたいだ。
その法螺貝を持って僕の結願の日に札所に来て
吹いてくださるとの心遣いなのだ。

僕も風来坊みたいな人間だから、いつパッと飛び出すかわからない。
残念だけどそこまでお願いしたら罰も当たると予見して、
申し訳なくて・・・おみやげだけいただくことに。
(もらえるものだけはしっかりもらうのだ)

「きっと役にたつものですよ・・・」

「なんだろう・・・」
?を残し、

またの再会を楽しみに受話器を下ろした。