夜なべをしながらNHKを見ていた。
チューリップ再結成のドキュメントを放送していた。
個人的には、陽水やこうせつファンだったから、
チューリップはあまり聞く機会はなかった。
けど、青春の歌謡曲であることには間違いない。
コンサートの様子が映し出されていた。
頭に白いものの混じった人、御髪がすでにない人、
どうみても団塊の人たち・・・僕と同世代のひとたち・・・
昔の青年たちが会場を占めていた。
にもかかわらず、エネルギーの大量放出をみた。
アンコールを求める姿も、ブラウン管を通してもなお凄い熱気だった。
最近の若者のように踊り狂う様は見当たらないが、
全身がオーラを最大限発散していた。
若者以上に躍動感があった。
その熱気に引きずられるようにアンコールに応えていた。
見ながら胸がキュンとなった。
流れる曲に、共に生きた時代が封じ込められているんだね。